BETTER BICYCLES尾道店です!
猛暑の夏が終わり、朝晩は少し涼しくなってきた9月。
早朝ライドに出かける時や、ロングライドで帰りが遅くなってしまった時など、肌寒いと感じる時期がもうすぐですね。
そんな時に使えるアウターがジレです。
普段ジャージスタイルでライドされている方にはもうお馴染みすぎるジレですが、これからサイクリングを本格的にはじめられる方や、ジャージスタイルにチャレンジしたいという方に向けてジレというアイテムを解説してみたいと思います。
そもそも「ジレ」とは?
ジレはフランス語でGiletと綴り、袖のない上着のことを指します。英語ではVest、日本だとチョッキとか呼ぶこともありますね。
このジレですが、薄い生地で袖もないので、パッと見た目は「これ着ている意味ある?」と思われがちです。
私も自転車にどっぷりハマるまでは分からなかったので、寒そうな時はウインドブレーカーを着用していました。
がしかし、袖のついた防風ジャケットではライド中に暑くなりすぎることもしばしば。
朝晩冷え込む時期には寒暖の差が激しく、出発時には寒くてもスタートしてしばらくすると体が温まり、暑くなってしまうことってあると思います。
わかりやすいシチュエーションとして、肌寒い時間帯にヒルクライムをした時、寒いけど汗をかいてしまいます。
そして上った後、ジャケットなしのダウンヒルは凍えそうなほど寒い。
肌寒い時のサイクリングは寒さと暑さが同時にやってくる厄介な時期なんですね。
そんな時の便利アイテムがジレです。
ジレは袖がないので、体の中心(コア)を寒さから守りつつ、脇の下からしっかり放熱してくれます。
そしてサイクリング用のジレは特に熱くなりやすい背中側に通気性の良い素材を使っていることが多いです。
常に風を受ける前面はしっかり防風、背面と脇からは熱を逃すという仕組みになっているのです。
Rabのジレ前面は防風素材PERTEXを使用。
背面は通気性の良い素材Motiv™ Aeroを使用しています。
また、気温が上がりジレを脱いでも収納に困ることはありません。
気温の変化に応じてバッグやジャージのポケットに忍ばせておくのもアリです。
カフェドのジレはほぼ手のひらサイズに収納可能。
また、これは機能性とは関係ないのですが、風になびくジレはかっこいい。
かっこよさは正義です。
そして真冬にはインナーとしての活用も。
防風性のないフリースのジャージなどの下にレイヤードすることで防風性を高められます。
人間の体は内臓器官が冷えると、体の熱を中心に集めようとする働きがありますので、
末端冷え性の方はとにかく体の中心を寒さから守ることが冬ライドのコツです。
ということで一枚あると夏以外の3シーズン使える防寒ウェアとして大活躍してくれるジレ。
ベタバイ尾道ではRabとCafe du cyclisteのジレを展開中です。
まだお持ちでない方や、そろそろ買い替えをご検討中の方はぜひチェックしてみてください。
オンラインショップでも販売中です!
【Rab】Cinderウィンドベスト
【CAFE DU CYCLISTE】Edithジレ
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