こんにちは。
BETTER BICYCLES福山です。
前回の続きです。
以前の記事
トーキョーバイクはなぜ高いのか①
トーキョーバイクはなぜ高いのか②
当店では一番売れているといっても過言ではないtokyobikeについて
改めてサイクリストではない、一般目線で記事にしてみようかと思います
トーキョーバイクの良い部分②「軽い」という部分についてですが
大きく理由を述べますと、主に2つです。
1.パーツ点数が少なく、アルミ製が多い
2.車輪、タイヤが軽い
まずママチャリと呼ばれる一般軽快車がなぜ重いのか、重く感じるのか。
もちろん前回の記事で書いたフレーム素材も大きな影響はありますが
実際の重量に大きく影響するのは、そのパーツ点数の多さと、パーツの重さです。
一般軽快車の平均重量 18kg ~25kg
トーキョーバイクMONO 10.7kg
そして一般軽快車は、高価であればあるほど、重量は重くなります。
それは大きなステンレスの頑丈カゴ、自動ライト、変速機、ステンレスの車輪、両足スタンド、キャリア、フルカバーのチェーンケース、パンクしにくいタイヤなどが装備されるからです。
つまりママチャリ、一般軽快車は、装備品が多くなる高額車であればあるほど、車体は重くなります。
また一般軽快車メーカーは、乗り心地や軽さ云々ではなく、とにかく壊れにくいことを優先します。
余計に重くなるわけです。
自転車屋を長くやっていて、良く聞かれていたことの一つに
「安くて軽い自転車が欲しい」がありましたが
実は一番安くて、キャリアもないようなシティサイクルが一番軽いのです。
トーキョーバイクに話を戻しますが、
特に変速無しのベーシックモデルMONOに関しては
カゴやライト、チェーンケース、泥除けもついていません。
便利か、といわれれば初期装備としては便利ではないかもしれませんが、
自動車のように、使われる方の使い方に合わせて、オプションとして選んでもらいことが可能です。
当店でも、前かごや泥除けを取り付ける方も多いです。
※トーキョーバイクでは、他のスポーツバイクブランドよりも、このオプションのつけやすさも魅力です
じゃあカゴやライトをつけて部品点数が多くなったら重くなるのでは、ということですが
少し重くなるのはなるのですが、オプションではなく自転車についているパーツたちも軽量なアルミ製が採用されています。
※ハンドル、クランク、ハブなどなど。
実際に漕いでいて動かすパーツたちが軽いわけなので、自転車の操作も軽くなります。
そして「漕いで軽い」の最も重要なのは、車輪やタイヤの軽さです。
車輪は最も走りに影響する部品で、競技用のロードバイク用ホイールも、この重量というのが性能の大きな指標となっています。
トーキョーバイクの車輪は、ルックスはシンプルなシルバーの車輪なのですが
ここにもアルミ製のハブが用いられ、リムも軽さと強度のバランスが優れたものを採用されています。
一般的なクロスバイクに比べて、小さめな車輪がついているから軽いというのもあるのですが
ママチャリ、一般軽快車との走りの違いは、この部分で明確になっています。
前回の記事で説明した、しなやかなフレームに軽量なパーツのおかげで
とても走りやすい、漕ぎやすい自転車に仕上がっているわけです。
ぜひ店頭でご確認くださいませ。
トーキョーバイクの魅力を、元自転車開発者、且つサイクリスト目線で
一般的なママチャリしか乗られてない方むけに書いてみています。
続きはまた後日。
BETTER BICYCLES 熊野